今更読むシリーズ。今日は「彼女はつっこまれるのが好き! 9」です。ちなみにライトノベルです。
評価:★★★★★(星5つ)


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 あとがきで”お相手はサイトーマサトでした"でお馴染みの。彼女はつっこまれるのが好き9巻です。これが最終巻ということもあり個人的には非常に残念です(アニメ化して欲しかったなぁ)。

 内容は、声優のヒロインとひょんなことから"素人"でラジオのパーソナリティになってしまった主人公がラジオを通して芸能界の仕事を体験していくお話です。
 声優が隣に引っ越してきたり、ヒロインのライバルが主人公にいちゃついてきたりと王道を行っていて素晴らしい作品です。流れるような会話文で話が展開して行く珍しい作品で駆けるように読めてしまう一冊でした。
 おしむらくは、今回最終巻なんですけどちょっと最終巻っぽくなかったというか無理やりこじつけて終わらせた感じが凄く伝わってきてます。正直もっとこの2人の成長が見たかったし、主人公が芸能界でどうやって仕事を見つけ成長していくのかが見たかったです。
 エピローグで高校卒業してからのことだけちょろっと書かれると凄く気になってしょうがないんだよ!!
 もう1巻だけ出るようなのでそちらにエピローグ後が書かれることを祈りまして感想を閉めさせていただきたいと思います。
 お相手はHAGEてもないの"ハゲ"でしたっ!!