今更読むシリーズ。今日は「台湾人には、ご用心!」です。ちなみに一般書籍。
評価:☆☆★★★


【感想】
 絵に轢かれてつい手に取ってしまった本書。本当に書店で見るとキャラクターが可愛くて手に取っちゃうんですよ(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
 台湾人にはご用心と題名がついているのに、「著者はどれだけ台湾人が好きなんだ?」と思わせてくれるくらい基本的にいいことしか書いてません(ノ∀`)
 台湾人は日本に好意的で、現金な性格でご飯を奢ったりしてくれて、日本人を特権階級として扱ってくれるなど、"日本人"としては嬉しいことばかり書いてありました。
 ただ、ビジネスの観点からすると台湾人と付き合っていくのは結構骨が折れそうだなとは本書を読んでいて感じました。約束を守らない、"パイプ"を大事にせず2つ以上の会社と取引を行う。会社に帰属意識がないなどなどなど、経営者としては凄く頭の痛い問題ばかりでした。
 この辺に、台湾人は親日のはずなのに仕事の発注がタイとかベトナムに いっちゃう要因があるのかなーと。
 個人的には台湾人のような生き方が出来たら、日本はもっと幸せになれると感じる本でした。(でも、日本人がこうなるのは絶対と言い切れるほど"ありえない"んだろうなぁ・・・・) 
 この本以外に「韓国人にはご用心」と「中国人にはご用心」という本もあるので機会があったら読んでみようと考えてます。